「頑張ってるのに上達しない」
「頑張ってるのに結果が出ない」
「運動音痴だからスポーツはしてない」
私はスポーツが好きですが、得意ではありません。苦手なものだったので、好きじゃないんだと思っていた時期がありました。
だけどある時、苦手と嫌いがイコールではないことに気づきました。
今日はそのことについて思ってることを書きます。これを読んで自分の中にある「好きの気持ち」を大切にしていただけたら嬉しいなと思います。
「苦手=嫌い」は思い込み

そもそも、苦手ってなんなんでしょうか?
私が運動を嫌いだと思っていたのは、学校での体育の成績が悪かったことが関係しています。
他の成績に比べて体育だけが異様に悪かったんです。運動会での徒競走も必ずビリでした。だから私は運動が苦手だし、苦手だから楽しくない、嫌い、となっていました。
運動会の前日はてるてる坊主をわざわざ作って、逆さに吊るして雨が振ってくれることを心から願っていました。
でも、苦手だからって、本当に嫌いなんでしょうか?
確かに、足は遅いかもしれないし、反射も遅いし、ジャンプ力も低い、予測能力も低い。でも、だからって嫌いな理由にはならないんですよね。
嫌いっていうのは、自分のなかにある感情です。
やっているときにどんな気分なのか、本当の本当の感情を心や体に聞いてみてほしいんです。
信号が変わる瞬間に走るときの顔

私が運動が好きだと気付いたのは、信号が変わる瞬間に走ったときです。
一緒にいた旦那さんが、「走るの嫌がるのに走ってるときめっちゃ笑顔だよね」って言ったんです。
え。。。?
たしかに、でも、笑ってたかも。
そのときに、思い出したのが3歳の甥っ子のことでした。
運動神経あんまりよくないなーとは思うんだけど、追いかけっこが大好きで、走るとすご笑顔。でも、そのあとは疲れて、無表情になってふーって休憩よくします。
楽しそうな笑顔を見ると、遊ぶのが本当に大好きなんだなぁって思うんですよね。
あー、私も一緒なんだなぁって。走るの遅いけど、走るの好きなのかもしれない。
その日、私は初めてそうやって思うことができました。
結果が出ない現実

やってもやっても結果が出ない。
それが「苦手」と「好き」共存している証拠です。
逆に、得意なものは嫌いだとしてもすぐに結果が出ます。
苦手ってことは、そのことに対してうまくできなくて、不器用であるってことなんですよね。
私は、フットサルを始めた18歳の時に、「楽しめるくらいまで上手くなりたい!」って思いました。
フットサルのおもしろさにはまって一生懸命やっていましたが、なんせ不器用なので、わからないことたくさんで、悔しい想いもいっぱいしてきました。
やってもやっても全然楽しめるくらい上手にならない。試合にも出れないし、後からはじめた人にぬかれちゃうし、なんか私よく指摘されるし。
ずっと思ってました、運動苦手だからしょうがないって。
好きという気持ちがある誇らしい自分をおいておいて、苦手である劣等感の方にずっと意識がいっていました。
周りより時間がかかるだけ

どんなに苦手でも、続けていると必ず上達するんですよね。
周りの人よりそのことに対して時間がかかるだけなんです。
つまり、苦手なものというものはなくて、「時間がかかる」か「時間がかからないか」だけなんです。
私は35歳の今が、今までフットサルやってきた中で一番楽しいです!
正確に言うと、今までもずっと楽しかったんですけど、なんていうか始めた当初の目標だった「楽しめるくらいまで上手くなりたい」という状態まできたように感じています。
まだまだ練習の日には課題がありますが、今までやってきたことの結果が出てきているのが自分でもわかります。
そして思うこと、あぁ私って体を動かすのが大好きなんだなって。すっごいすっごい気持ちよくて、すっごいすっごい楽しいんですよね。
好きっていう気持ち

結果が出るのに時間がかかるから、好きな気持ちをないがしろにしてしまうのは、私はもったいないなぁーって思います。
むしろ時間がかかる分、好きなことをやる時間は増えるってことです。
好きなことなら、結果が出なくてもやめないでほしい。だって、絶対結果は出るんだから!
私の周りで私よりフットサルが上手かった人で、今はもうやっていない人もいます。そういう中で自分はまだ続けていて、それって好きな気持ちが強いからなんですよね。
続けるっていうのは、結果が出るのに時間がかからないことよりも、めちゃくちゃすごい能力だと思います。
私は運動神経いいと思われがちなのですが、足が遅いコンプレックスを持っています。
でも、そんなコンプレックスもそろそろ外れてきたように感じているので、この気持ちを書いてみようと思いました。

インスタのストーリーズで、ふと思ったことなどを、たまに載せたりしています。
そうやって自分に出てきた感情を言葉にしてみるって大切なことです。
スポーツを今日までよく続けてきたね、私。(*-ω-)ヾ(・ω・*)ナデナデ
たくさん悔しい思いをして劣等感が積もっていたけど、これからは「好き」をもっともっと大切にしていこうね。
最大の私の能力に心より感謝、ありがとう。
Thanks, Cathy
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