生き方

「人に嫌われるのが怖い」と思っていた私が変われた理由

嫌われるのが怖い

こんにちは、キャシーです。
今日は「嫌われるのが怖い」ということについてブログを書きます。

これは、友達とTwitterでやりとりをしていて、私も以前は嫌われるのが怖かったなーと言ったことが始まりで、どうやって今の私になったのか、ということを聞かれました。

聞かれるまで考えたことなかったのですが、いろいろ思い返してみました。私が書いたものを読んで「嫌われるのが怖い」という感覚を持っている人のなにかヒントになれば幸いです。

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暗黒の中学時代

明るくて陽気で非常に社交的な私ですが、中学時代は暗黒時代でした。といっても、暗かったというわけではなく、偽りの自分で生きていたという意味で、暗黒とよんでいます。

中学生の時の私は、とにかく周りを気にする性格でした。

  • みんなが持っているものを自分も持っていないと恥ずかしい
  • 流行ってるドラマを見て話に入りたい
  • グループ行動
  • いじめられたらいやだという気持ち
  • 知らないことも知ってるふり
  • 〇〇ちゃんを無視しように参加
  • 朝練行く前にお腹が痛くなることが頻繁にあった
  • カラオケでは流行りの曲を歌う

こんな感じで、自分の意思で行動することは、ほとんどない時を過ごしていました。でも、実際は誰かを無視したりするのも嫌だったし、流行りについていくのも好きじゃないし、知らないことを知ってるふりもしたくありませんでした。

本当によくお腹が痛くなっていて、腹痛の薬をよく飲んでいました。今思うと、精神的なものだったとは思いますが、薬を飲むという行為できっと安心して治っていたのかなと思います。

反対された道に進む

そんな私が変われた最初のタイミングは「進路」でした。

中学2年生〜3年生に変わるとき。何かの選択の授業があり、私はパソコンを使って調べる授業を選びました。他に運動系などの選択がありましたが、私はなぜか人気もないその授業を選びました。

そして、その授業中に進学のことを調べて「保育科」のある公立高校があることを知りました。しかも公立では当時日本で一つしかなく、なのに自分の通えるエリアにあり、ビビビ!ってきました。

毎回その授業でその高校のことを調べるのが楽しくてわくわくしました。調べれば調べるほど魅力的な学校で、この学校に行きたい!と強く思いました。

先生に学校の資料がないかと聞くと、自分の学校から行ってる生徒が今までいないから資料がないと言われ、すごく残念だったのですが、誰も行っていないというのもまた魅力に感じました。

私の住んでいた市には公立の高校が7つありました。全て自転車で行ける場所なので、私の中学から公立の高校に進む人は、ほとんどがその高校に通います。私が行きたいと思った学校はその中の学校ではなく、電車で20分かかるところにある学校でした。

  • 電車通学でお金がかかる
  • 制服の購入が高額
  • 情報がとにかくない
  • 友達と受験に行くことはできない
  • 自分の学力より低い偏差値の学校で祖母が反対

という感じで、問題がありました。

まずお金がかかることは、母にそれでも行きたいとお願いしたら、お父さんに相談してと言われました。そして父にも相談して、なんとか両方の親にOKをもらいました。

そして、学力の問題。祖母にその学校に行くのをすごく反対されました。そんなレベルの低い学校に行ったら、それに流されて学力が下がるのが目に見えてると言われました。当時その高校は私の偏差値の半分の学校でした。

祖母は、私がやりたいことに対しての気持ちではなく「世間体」を気にしていました。つまり、そんな学力の高校に行ったら恥ずかしいということです。実際、市内一の学力の高校に行ったイトコの話はよくします。

私は、おばあちゃんの言ってることなんて関係ない、それでも行きたい。意見を無視しました。それによって母に何かあるかもしれないとは思いましたが、ごめん、と思いました。

というわけで、私は、その高校を受験して、無事に合格して通えるようになりました。

兄弟と同じ道を選ぶ必要はない

私が高校を選択するときに、すごく感じたことがあります。それは、姉のことでした。

姉は、市内で通える学校を選んでたし、自転車通学だったし、制服も知り合いからもらえたりと、出費がかなり少なかったです。

母子家庭だったので、母に負担をかけないようにしていたのかもしれませんし、他の学校に行きたいと思わなかったのか、話したことないので知りませんが。

それに反して私は全てのことにお金がかかりました。まじですっごい親に申し訳ないとは思いました。制服に10万以上かかるし、定期もあるし、いろいろ大変でした。それでも、行けることの楽しみの方が強くて、すごくわくわくして高校生活をスタートしました。

「進路」というものは、自分に兄や姉がいる場合、比べてしまいがちです。でも、兄弟と自分は一緒ですか?違いますよね?ごはんの食べるスピードも違ければ、中学生活一緒にすごした友達や先生も違う。なのに、同じ道に進むなんて、変じゃないですか?

違う人間なんだから、違う道進んだって、それ普通じゃないですか?

うしろめたい気持ちなんてもたなくていい、自分のやりたい方向に進みませんか?進めない問題があるなら、いいアイディアをもらえるまでいろんな人に相談して、行きたい方に行きませんか?

高校デビュー

というわけで、私は念願の高校に通いはじめました。そこには私を知っている人は誰ひとりもいなくて、なんだか新しい世界に入った感じがして嬉しかったです!どんな自分にもなれるんだ!って。

そして、私は、高校生活では、

  • 明るく振る舞わずにちょうどいい自分でいる
  • ひとりでいることを怖がらない
  • 自分がしたいかどうかで決めて友達に合わせない
  • 流行ってるものに興味なければのらない

それを心がけていました。

休み時間もグループのことを気にしないで、席に座ってることが多かったです。するとありがたいことに、仲良い友達が来てくれたり、単純に隣の席の子とよくしゃべったりしていました。

球技大会、係の仕事、選択授業なども、友達のことを気にしないで自分のやりたいものを選ぶようにしていました。そうやって過ごしていたからなのか、球技大会も楽しかったし、係の仕事も楽しかったし、選択授業も面白かったです。

部活も同じです。友達と一緒に入ろうという気持ちはなく、自分の意思で部活を選びました。おかげで3年間すごく楽しかったです。

高校デビューというほど、私が変わったかというと実際はそうでもないのですが、見た目の問題ではなく「偽りの自分をやめた人生」をスタートしたという意味では、完全にこの地点でした。

自分で選んだ道で出会う人

反対されても行きたい学校に行くっていうのは、反対された人には当然嫌われます。でも、なんだろうな、その人、だんだん私を認めてくれるんですよね。私が楽しく笑顔で生きていれば、怒られ続けることもないし、嫌われ続けることもありません。それに、みんな自分の人生を生きているわけで、私のことなんていい意味で注目してません。

そして、自分で選んだ学校で出会った人。その人達と出会ったことで、さらに私は私らしく生きられるようになりました。

人の目をあまり気にしないで行動していても、私を嫌う人はいなかったんじゃないかな。わかんないけど。まーなかには嫌ってた人はいるかもしれませんが、私は楽しく高校生活送れました。

自分の好きな生き方をしてみて、それでも寄ってきてくれる人はいる。それを知りました。人の目気にして嫌われるのを怖がっていた中学時代なんだったんだろうって思うくらい、気持ちが楽でした。もちろん腹痛が出ることもなくなりました。

そして、友達も尊敬できる人が多かったです。同じ時期に同じ保育科を目指してこの学校にやってきた人たちです。同じ時期に同じ思いを抱いている人と過ごすというのは、最高です。

そして、実際には、私より頭のいい人もクラスにいっぱいいました。情報のないところに飛び込むというのは確かに怖いことではありますが、入ってみないとわからないことたくさんあります。

私が進学したことがきっかけになっていたのか、同じ中学から後輩達が入ってくるようにもなりました。

人は楽しいことはやめられない

私はこんな風に「人の目より自分の意思を優先する」経験をしてみました。そして、実際にしてみて感じたのは、最高に楽しい!ということでした。

みんなに嫌われるのが怖くてよそよそしていた時よりも、怖がらずに生きてみた時の方が意外と楽しい。

人って楽しいことはやめないんですよね。私が人に嫌われるのを恐れて生きていないのって、ただ単に「自分らしく生きた方が楽しい」という経験をしてそれをやめられなくて続けてるんです。

最初は反対されても行きたい学校に行く、でしたが、高校生活の中でもいろいろあったし、高校の先の進路も自分で考えたし、働くってなんなのかも自分で考えるようにもなったし、生きるのってなんだろうっていうのも自分で考えるようになりました。

人はいろんなこと言います。でも上記しましたけど、反対してた人って私のことそんなに気にしなくなるんです。そんなもんですよ、人って。人に嫌われる代償なんてちっぽけに思えるくらい、自分らしく生きる楽しさのほうがでかいです。

全く嫌われるのが怖くないというわけではなく、楽しいことがやめられない。

「嫌われるのが怖い」そんな人は、何か自分の人生の進路を決める地点にいる時に、本当に自分がやってみたい、と思うことに反対されてでもチャレンジしてみるのがいいのではないかなと思います。

私の書いたことがどんな風に読まれるか、なんだか楽しみです。こういう自分の経験を書いて、読んでおもしろいと思う人がいるなら、もっと書いていきたいです。このブログのコメント欄やSNSのコメント欄に読んで感じたこと書いてもらえたら、すごく嬉しくてブログを書くモチベーションに繋がります♡

今日のブログ、読んでいただきありがとうございました!

この内容のブログを書くきっかけをくれたしんちゃん、どうもありがとう。

Thanks, Cathy

キャシーアバター
「嫌われる勇気」という本は読みましたか?私がその本を読んで感じたこともブログに書いているので、ぜひ続けて読んでくれたら嬉しいです。

人はなぜ「与える」と「幸せ」になれるのか。 >>>

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