音楽

憧れの「月光第三楽章」を弾くことに決めました

キャシー 音楽

こんにちは、キャシーです。

今日は、私がこれからチャレンジする曲についてその経緯と、これからの練習方法について書いていきます。

advert

月光第三楽章/ベートーヴェン

月光第三楽章をご存知でしょうか?そうです、あれです。あのかっこいい曲です。

知らない方のために、参考動画を貼っておきますね。

選曲した理由

私はクラシックは一曲も弾けないんですね。

クラシックが苦手で練習してこなかったからです。現代音楽ばかり弾いてきていて、古典音楽は一切やっていません。

そのスタイルでずっとやってきたので、クラシックを練習しようとすると感覚が全然違くてストレスになってしまいます。

じゃあ、なんでチャレンジしようと思ったのか。

それは、クラシックの中でも、この曲だけは弾いてみたい。と昔から憧れがあったからです。

最初にこの曲を聞いたのはいつだったか、どこでだったか、何でだったのかは覚えてないんですが、とにかく、

かっこいい!!!!
.+゚.+゚(o(。・д・。)o).+゚.+゚

って思ったんですよね。

そんな想いだけがある中、とある出来事が起きました。

アンジェラアキのピアノだけのライブに行った時にですね、なんと、この月光第三楽章を弾いたんですよ!!びびりましたね。なぜ数あるクラシックの曲の中からこの曲をーーー!!!

大好きで尊敬しているアンジー(アンジェラアキ)が月光を弾いているんですよ。そんなことある??そりゃーより憧れちゃいますよね。かっこいいー。。。やっぱりアンジーも月光なのかーって。うわーーー、弾きてーーー。

そしてさらに時が経ち、ベートーベンはクラシックだけど実はロックなんだぜ!っていうのを知って、ロックが好きな私は、なに!!じゃあベートーベン練習してみようかなー!!ってなって、また月光のことを思い出したんです。

そこで初めて練習してみたんですけど、数日で挫折しました。これは。。。練習すれば弾けるんだろうけど、途方もなく練習しないと弾けない、いつになったら弾けるかも想像できない。あぁ、これを練習している時間、久石譲の曲を1曲でもマスターしたほうが私にはいいな。私はこんな曲を練習している場合ではない。そうして月光が封印されました。

それがいつだったのかまでは覚えてないんですけど、二十代の頃だったのは間違いないです。私は現在35歳です。

今ピアノ熱がさらに強くなって、久石譲熱もさらに強くなって、頑張って練習しています。あの頃よりもさらに1曲でも多く久石譲の曲をマスターしたい気持ちは強いです。

じゃあ、なぜ今、月光なのか。

どんな曲も必ず弾けることが約束されていたら?

私は、思ったんですよね。

諦めてたなって。月光は自分には弾けないって思って諦めてたなって。すぐにできなさそうだから辞めたなって。

でも、私は最近、久石譲の曲で弾けるようになってきた曲があって、それって最初の頃は全然弾けなくて、あーーーこれ弾けるようになるのいつなんだろうなーって思ってたんですよね。

でも、今はもうほとんど弾けるところまできてるんです。(動画は9月のですみません、今のほうがもう少しなめらかに弾けます)

この曲、一番最初に弾いた時、実は動画に撮ってYouTubeにアップしたんですよね。若かれしき頃の自分、恐ろしい考え方(笑)

だいぶ弾けるようになったのを感じて、思ったんですよね。

あぁ、スタートしたからだって。

あのとき、全然さっぱり弾けない曲だったけど、スタートして練習してたから今ここまで弾けるようになったんだな、完成までもう少しだ、って。

そう感じたときに、月光もスタートすればいずれ弾けるようになる日がくる、ってめちゃくちゃ思ったんですよね。そう思ったら、やってみようかなって。いつになるかはわからないけど、クラシックの感覚練習するのもちょっと嫌だけど、でも月光をかっこよく弾けたらかっこいいな、クラシック一切弾けないけど1曲でいい、たった1曲でいい、月光だけ弾ければいい!って。

でも、あの時、挫折している感覚はもちろん残ってます。独学で進むのは無理。ということで、私はどうしたと思いますか?

母にレッスンをしてもらう

母に月光を習おうと思ったんです。

私はフットサルをやっていて、最近めきめき成長を感じています。なぜ最近になって成長速度があがったのかというと、わからないところを師匠に直接教えてもらっているからなんです。

教えてもらうというのは、かなりの近道で、でもただ教えてもらうだけでは成長できなくて、こちら側が自ら学びたい気持ちがあって自発的にチャレンジして、わからないことが出て来たときに教えてもらうことが大切。

だから、母にレッスンを受けようって。

確か母は弾けたよなー、聞いたことあるしな!って。

母からレッスンを受けることは今までなくて、ほんのたまに記号がわからなくて聞くことはあったんですが、親子でレッスンすると甘くなってしまうからということで、母ではなく別の先生にちょこちょこ習ってきました。

でも、今は考え方が違うので、聞いてみようって思ったんです。

それは「母から子へ受け継ぐ」というのが「月光第三楽章」というのは最高なのではないのだろうかと。

母も私もいずれ死にます。でも、母に月光を習って弾けるようになったら、母は私の中で永遠に生きていくし、私はこどもはいないけど、もし今後できた場合はそれをさらに繋げていくことだってできます。

なんでそう思えたかというと、母に教えてもらったおにぎりの作り方があって、そのおかげで私はおいしいおにぎりを作ることができて、他の人にも褒めてもらってきました。母のおにぎりは宇宙一美味しくて、その作り方にはコツがあるんですよね。

ピアノの弾き方も一緒で、月光を弾くにはコツがあると思うんです。じゃあ、そのコツを誰から学びたいかというと、今の私には母なんです。

母にその話をしたところ、快くOKしてくれました。さらに母が月光についての自分の話をしてくれて、それを聞いて私は絶対母に習いたいと思ったんです。

母の月光第三楽章

この話を母に相談したときに、衝撃的なエピソードを聞きました。

それは、母が今まで弾いたピアノ曲の中で、月光第三楽章が一番練習した。ということでした。この話は今まで知らなかったので、びっくりしました。

音大に入る前に実技テストがあるそうなんですが、そのときに出された課題曲の中で母が選んだのが月光。そして、テストに受からないと音大に入れないので先生に習って必死に練習をしたそうです。毎日何時間も練習したんだとか。

母はクラシックいろいろ弾けるけど、あんまり月光を弾かないんですよね。でも、弾いてっていうと、手が覚えているらしくて、弾けるんです。この日も弾いてもらったんですけど、すげーーーって思いました。やっぱり生で見て聞くのって、ぞわぞわしますね。

私は親を選んで生まれて来ていると思ってるんですが、この月光の母の話を聞いたときに、いっぱい月光を練習した人を自分が選んだのかもしれないなって思いました。

だって、そんなことあります?私が唯一クラシックで憧れている曲と、母がピアノ曲の中で一番練習した曲が、全く一緒なんて。。。

これは、絶対に母に教えてもらって、受け継ぎたいなと思いました。

これから

というわけで私は月光第三楽章にチャレンジすることにしました。その結果がどうなるかは私にも今はわかりませんけど、スタートすれば弾けるようになります。

遥か長い道のりかもしれないけど、フットサルだってそうだった。時間はかかっても、好きな気持ちがあって、誰に何言われて途中どんな結果でも、やってれば絶対できるようになるんだ。

このことを母と話したのが、実はフットサルをする数時間前で、その後フットサルに行ったら、人生初のヘディングゴールが決まったんです。

いい気分でいると、いいこと起きます。

壁はかなり高いんですけど、それでも私はやってやります。かっこよく弾けるようになりたいんで。ただただ、かっこいい演奏をできることに憧れているんで。

まずは楽譜を用意しよう。がんばります。私はがんばります。スタートするって決めたんで。

それでは。

ヾ(。・ω・。)

Thanks, Cathy

コメント

タイトルとURLをコピーしました