こんばんは、キャシーです。
久石譲の曲を誰よりもかっこよく弾けるようになりたく練習しています。
先週末に新潟のプラネタリウムで上映された「To the GRAND UNIVERSE 大宇宙へ music by 久石譲」を見に行ってきたので、感想をここに書いておこうと思います。
To the GRAND UNIVERSE 大宇宙へ music by 久石譲

「To the GRAND UNIVERSE 大宇宙へ music by 久石譲」
これは、宇宙飛行士の体験を元にしたプラネタリウム作品で、以前東京で上映されていました(2018年12月〜プラネタリア TOKYO/2019年10月〜プラネタリウム天空)。
この作品の音楽を、久石譲が“宇宙”をテーマに書き下ろししています。
当時は見にいけなかったのですが、その頃からいいなぁ〜、聞いてみたいと思っていた作品でした。
新潟のプラネタリウムで再上映

その「To the GRAND UNIVERSE 大宇宙へ music by 久石譲」が、新潟のプラネタリウムで再上映が決定した、とツイッターで知って、新潟なら近い!行きたい!と思いました。
都会があまり好きではないのもあって、都内の上映より、地方の上映ということにも惹かれて行くきっかけになりました。
都内にある天空プラネタリウムの施設や音響がすごくいいのは知っていて、そこで聴くものとはまた違うんだろうなとは思ったのですが、それでも新潟で上映されるということに魅力を感じました。
そして、期間中に行くことができました!!
久石譲の今のミニマムミュージック

オーケストラで編成された楽曲でした。途中で少しだけ声も「アーーー」っていうのが入ってました。
久石譲はやっぱりオーケストラが大好きなんだなぁ〜って思いました。
この作品の音楽は、ミニマムミュージック感がすごかったです。
一つのフレーズの音楽を、最初から最後までいろんな表現で演奏しているものがずっと続くという感じです。
おかげで、プラネタリウムから出た後も、そのプレーズが耳に残っていました。初めて聞いた音楽なのにそうなるというのは、ミニマムらしかったです。
ジブリで有名な久石譲ですが、ジブリの音楽はかなりメロディ感があります。今回の作品はミニマムミュージックだったので、ジブリとは全然違う音楽でした。
久石譲はジブリをやる前からミニマムミュージックを好んでいて、その時の音源も聴いたことあるんですが、ん〜〜〜って感じでした。かなり尖ってるんですよね。好きな人は好き。めちゃくちゃパンチのあるコーヒーという感じでした。
ジブリを通す前のミニマムミュージックと、ジブリを通ったあとのミニマムミュージックの違いをこの作品を見て私は感じました。ガツンとパンチのあるコーヒーから、クセは強めだけどコクがあって深い味わいになったなぁという印象でした。
この作品が東京で上映された頃は、確か、久石譲が改めてミニマムミュージックを作ったアルバムが発売されていた頃だったと思います。
ジブリ前は、とがりすぎてたものがあって、でもそれが好きだった人ももちろんいるとは思います。でも、私個人的にはだいぶ聴きやすくなったなーとは感じました。
ただ、好みはあって、やっぱり私は音楽にメロディがあるほうが好きだなぁとは思いました。
でも、これが、久石譲のミニマムミュージック2期なんだな〜と思うと、感慨深い深いものがあったし、人の声が入った演奏のところで心がぐわぁ〜ってなって感動して泣いちゃいました。
久石譲はずっと音楽をやっていて、ジャンルも時代によって変わったり、原点回帰をしたりなど、変わり続けているところも尊敬しています。
今回の作品を見て、改めて変わり続けていることを実感したし、この作品があっての今でもあるんだんぁと思うこともできました。
大好きな久石譲の携わった作品を見に行けてよかったなぁと思います。
ピアノの練習、がんばるぞ!
Thanks, Cathy
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