誰も気にしないことを気にしてしまうことが、サービスになる。

こんばんは。
結構細かいA型、キャシーです。
普段はA型には見られませんが、仕事モードになると一気にA型感がでます（笑）
 
ついに、Tシャツが完成しました！！
完成したものは、写真を撮ったりして、また後日ブログ書きますね。
デザインはコチラ→ドライTシャツ作ります！のブログ
 
自分用のものは、首の所についているタグをとりました。

うちは、乾燥肌だったり、肌が弱かったりの加減で、Tシャツについているタグでかゆくなります。
はっきり言って、タグは邪魔以外のなんでもない。
 
以前、フットサルTシャツブランドを作っていたときに、タグレスでTシャツを作りたくて、どうにかしてこのタグをきれいに取れないかと、試行錯誤だった。
最終的に、どうにもならなくて、洋服の直し屋さんに行ってお願いしたら、
お店ではそういうサービスはしていないのでできないけど、
「タグをはさみで切って、ピンセットで繊維を抜けばきれいにとれると思うわよ。」
と教えてもらった。
そして、事務所に帰ってやってみたところ、めちゃくちゃキレイに取れた。
 
それ以来、うちは他で買うTシャツも同じようにして取っている。
 

まーーー、
やってみればわかるんだけど、これが結構手がかかる。
 
そもそも、タグはなぜついているかというと、衣類を販売するのに記載しなくてはいけないことが二つあって、
１、会社名と住所
２、洗濯表示
そして、これらを「取れないように」付けなくてはいけない。
もちろんプリントもOKです。
 
Tシャツの内側の左側にタグがついていて、そういうものが記載されているのに、首元にもブランドのロゴがついているのは、はっきり言うと、見た目だけの利点で ついています。
うちは、そういうのがほんとに嫌。
まー、そこにサイズが書いてあって、買う側も見やすかったり、売る側も扱いやすかったりするけどね。
 
でも、肌が弱い人からすれば、ほんとにいらない。
 
というわけでですね、うちは取ってるんですよ。
でも、これも注意点があって、
洗濯表示がないと、クリーニング屋さんがやってはいけないことがわからない、ということでクリーニングの受付を断られます。
 
なので、タグを取るのは、家で洗うだけの物だけにしたほうがいいです。
 
さて、今回注文した商品は、
首元に洗濯表示と会社名と住所が入っていました。
なので、通常ならこのままお客様に届けなくてはいけないのですが。。。
 
うちは、タグレスの心地よさを知っているので、
クリーニングには出せないことを伝えて、それでもよければとりますよ、ということを購入してくれた人に連絡しました。
すると、取ってほしいという人と、付けといてほしいという人、両方いました。
 
このタグを取る作業というのは、ほんとにやらないほうが楽です。
さっさと包装して送れば、それだけ早く相手にも届くのもわかってます。
 
でも、うちは、自分と同じように、
もしタグがないといいなーと思う人がいれば、そういうものを提供したいんです。
手間ではあるけど、
「自分に出来ることを精一杯やって生きる」ってそういうことなんじゃないかな？って思うんです。
 
やらなくても、問題はない。
でも、それって精一杯やってるの？
 
ほんとはやりたいんじゃないの？
 
タグがついていようがついていまいが、そんなの気にならない人は大勢います。
タグが嫌な人は、付いているものを自分ではさみで切ることもできます。
でも、うちは、そのタグを切ったところですら、かゆくなったり気になったりします。
そして、それをきれいに取る方法も、ほんとに見つけるのに時間がかかりました。
 
誰も気にしないような、
やってもやらなくてもいいような、
そんなところが、サービスなんだろうな。
そんなところがその商品のこだわりなんだろうな。
 
商品を手に取った人が、心地よく愛用できるのは、そういうこだわりが絶対に関係している。
 
そして、うちは知っている。
 
手仕事は、宇宙につながっているってこと。
 
自分の手を使えば使うほど、宇宙的なものができあがる。
それは目には見えないけど、エネルギーの高いものになる。
 
使う人が喜んでくれる姿を想像しながら、こういう細かい仕事をするのが、とても楽しい。
 
自分に出来ることを精一杯やって生きる。
それが大切なことです。
それが使命なんです。
 
さぁ、明日には発送できるように、タグとり明日もがんばるぞ♪
 
今日も、読んでくれてどうもありがとう。
Thanks, Cathy