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【レビュー】成功ではなく、幸福について語ろう/岸見一郎

成功ではなく幸福について語ろう 岸見一郎 読書

こんばんは。
読書が好きです、キャシーです。

 

昨日、本を読みました。

成功ではなく幸福について語ろう 岸見一郎

成功ではなく、幸福について語ろう
岸見一郎

 

名前だけでわかった人はいますかね?

この本は、嫌われる勇気を書いた作者と同じです。

 

1月に埼玉に行った時に、家の近くのお気に入りブックオフに行ったんです。

閉店セールをやっていて、全品半額。

 

ということで、読みたい本をじゃんじゃか購入することに。

久しぶりに爆買いしましたね。

といってもまー、昔よりは少なめの5冊くらいだったと思います。

(昔は10冊〜20冊買ってました)

 

いろいろ本を見ていると、気になるタイトル。

おっ!しかも岸見さんだ!!

他の本も読んでみたかったんだよなー(^^)

と手にとって、発行日をみると2018年。

嫌われる勇気よりあとに書いた作品。

これは買いだ!!

350円くらいでGETしました。

 

 

本の内容は、一般の人の質問に岸見さんが答える、という形の本でした。

それがメインになっていますが、各章ごとに岸見さんからの話も少し載っていました。

 

パラパラと本をめくった感じだと、

「あー、質問に答えていくタイプの本か〜」

と少しがっかりしたり、読みづらいかな?って思ったけど、

読んでみると意外とそうでもなかったです。

自分の読める幅が広がっていただけなのかわからないけど、

楽しく読めました!

 

 

他者の課題

この本では、何度もこの話が出てきます。

嫌われる勇気でも出てきた言葉だったので、よほどこのことを伝えたいんだろうなー。

 

人間関係の中で生きていくということ。

だからこそ苦しみもあるし、喜びもある。

 

親子であれ、友達であれ、好きな人であれ、

相手が何をどうするかというのは、他者の課題。

それをまるで自分の課題にしてしまう人が多い。

 

うちも、今生きている中でけっこうそうなっているところもある。

自分で気づかないときもある。

でも、こうやって、本を読むと改めて大切なことだと感じた。

 

他者の課題。

 

まずは、自分が幸せになること。

あぁ、自分が幸せになることといえば、喜多川さんの書斎の鍵にも通ずる話だなぁ。

 

幸せになる

ということについても、この本の中には出てくる。

自分は幸せな状態であって、幸せはある。

それに気づくかどうかということ、みたいな感じだったかな。

それに、幸福を求めるのは、自分が幸福を知っているからだ、っていうようなことも書いてあった。

知らないものは求めないらしい。

 

大人になるための三つの条件

というのも出てきます。

高校生に向けて講演した内容とのことです。

 

1、自分の課題は自分で決める

自分で決めなければならないことを自分で決められる

 

2、自分の価値は自分で決める

評価と価値を切り離して考え、自分の価値を自分で決める

 

3、one of them として生きる

自分が他者に何ができるか考えられるようになる

 

という内容のものが書かれていました。

あぁ、こういう話をしてくれる大人が、進路を考えている時にいたらいいなぁと感じながら読みました。

大人になるというのは、どういうことなのか。

その人の価値観でいいから、1つそういうものを知っているのといないのとでは、全然違うなーって。

 

岸見一郎さんの人生

嫌われる勇気では、彼自身の話は出てきません。

物語調の本だったからです。

 

でも、この本では、岸見さん自身がどんな人生だったのか、ということについて書いてあるところがあります。

 

自分と同い年くらいの息子さんがいたり、

大病をわずらわったことがあったり、

親が死ぬ時に感じたことなど、

どんな風に生きてきたのか、その時にどんなことを感じたのか。

 

どうしてアドラーに興味を持つようになったのか。

彼が哲学を学ぼうと思ったのは、高校生の時に出会った倫理の先生の影響でした。

 

そういうことを知れて、すごく楽しかったです。

 

というわけで、楽しく読書ができました。

幸福は質的なもの。

成功は量的なもの。

そんなことを勉強できました。

 

幸福は質なんだよね。

だから、地位や名誉でもないし、金銭的なものでもない。

 

あぁ、読書っていいな。

って素敵な本を読んだあと、いつも思います。

 

読書してますか?

たまには情報を遮断して読書をしてみてはいかがでしょうか?(^^)

 

これから、もうちょっと、本を読む時間を作ろうと感じました。

本が好きです。

 

それでは。

 

Thanks, Cathy

 

追伸

「書評」とタイトルに入れようと思って調べたら、書評っていうのは客観的なもので、読書感想文というのは主観的なもの、と書いていた人がいたので、なるほど!と思って、読書感想文にしました〜。

 

▼これが今回読んだ本です

▼こっちは嫌われる勇気

 

人間関係について(親子関係、兄弟関係、会社関係、学校関係、恋愛関係、夫婦関係など全ての人間関係について)生きづらさを感じている人には、どちらの本も「見方」が増える内容です。

そういう考え方もあるのか!

と知っているだけで、対応できる力があがり、生きやすくなるはずです。

おすすめの本なので、気になった方は、ぜひ読んでみてください(^^)

 

 

 

コメント

  1. より:

    本は良いね!
    岸見さん区内の図書館で50冊近く蔵書がありました
    新刊含めてとりあえず3冊予約してみました♪
    今生きている時間ほど尊いものはありませんね
    著者が骨身を削った著作を短時間で得られるのですから、読者は素晴らしいです
    更に自分の足で探す手間が省ける図書館の予約システムが素晴らしいです!

    書評 書物の内容を批評、紹介すること、またその文章
    感想 心に浮かんだ思い、所感

    本の内容紹介から話がだいぶ逸れるようなら感想文って感じかなぁ
    個人的には十分客観的な文章だと思うけどなぁ

  2. キャシー cathy より:

    おねえちゃん、コメントどうもありがとう!!

    コメント読んでびっくりして声が出ました!(笑)
    岸見さんの本が50冊も図書館に!?すごっ!!
    予約したんだね!なんか嬉しい!!

    今はほんとうに尊いね。
    本を書くというのは、膨大な時間がかかることで、それを読めるってありがたい!!
    学ぶことがたくさんあって、自分の視点ではない物の見方、勉強になる!!

    書評でもよかったか!やっぱり(笑)
    読書感想文って感じもあんまりないなーって思った(笑)
    でも、ま、なんか読書感想文のほうが子供時代に戻ったみたいで、言葉としてやわらかい感じがするので、これでいっか(^^)v

    読書いいよね!!

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